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ヤンバルの深き森と海より 増補新版

目取真 俊  著

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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 518p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784877145002
商品コード 1038388244
NDC分類 302.199
基本件名 沖縄県
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038388244

著者紹介

目取真 俊(著者):1960年、沖縄県今帰仁村生まれ。
琉球大学法文学部卒。
1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。2022年に第7回イ・ホチョル統一路文学賞(韓国)受賞。
著書:(小説)『魂魄の道』、『目取真俊短篇小説選集』全3巻〔第1巻『魚群記』、第2巻『赤い椰子の葉』、第3巻『面影と連れて』〕、『眼の奥の森』、『虹の鳥』、『平和通りと名付けられた街を歩いて』(以上、影書房)、『風音』(リトルモア)、『群蝶の木』、『魂込め』(以上、朝日新聞社)、『水滴』(文藝春秋)ほか。
(評論集)『沖縄「戦後」ゼロ年』(日本放送出版協会)、『沖縄/地を読む 時を見る』、『沖縄/草の声・根の意志』(以上、世織書房)ほか。
(共著)『沖縄と国家』(角川新書、辺見庸との共著)ほか。
ブログ:「海鳴りの島から」

内容

〈大国の武の論理に飲み込まれるとき、沖縄はいいように利用され、犠牲を強いられる。先島への自衛隊配備にしても、そこに見られるのは日本=ヤマトゥを守るために沖縄を利用する現代版「捨て石」の論理である。軍隊が守るのは領土ではあっても住民ではない。沖縄戦の教訓を思い出したい。〉(本文より)

歴史修正や沖縄ヘイトで世論を煽りつつ、貴重な自然を平然と破壊、民意無視の有無を言わせぬ圧力で辺野古新基地建設や自衛隊配備を強行し、琉球列島の軍事要塞化を推し進める日本政府。これに対峙し、再び本土の〈捨て石〉にはされまいと抵抗する沖縄の名も無き人びとの姿を、森に分け入り海でカヌーを漕ぎ最前線で共に闘いながら著者は記録する。
2006年から2019年までの14年におよぶ論考を厳選した初版本(2020年刊)に、ヘリパッドや新基地建設阻止闘争の現場の詳細などを語ったインタビュー6篇と仲里効氏との対談を増補した新版。
沖縄への差別と無関心を続ける「本土」の日本人=ヤマトゥンチューに送る、強靭な批評精神に貫かれた評論集。

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