日韓民衆史研究の最前線~新しい民衆史を求めて~
内容
目次
はじめに 深谷克己 第Ⅰ部 方法論をめぐる葛藤 一 メディアを利用しての民衆史研究 須田 努 二 民衆運動史研究の方法 趙 景 達 三 東学農民戦争に対する新しい理解と内在的接近 裵 亢 燮(鶴園 裕・飯倉江里衣 訳) 第Ⅱ部 多様な民衆像 一 東学の布敎と儒敎倫理の活用 李 京 遠(趙 景 達 訳) 二 一八九四年 東学農民軍の郷村社会内での活動と武装蜂起についての正当性論理 洪 東 賢(伊藤俊介 訳) 三 甲午改革における警察制度改革と民衆の警察認識 伊藤俊介 四 足尾鉱毒反対運動指導者田中正造における「自然」 中嶋久人 五 民衆の徴用経験 佐々木啓 六 産業化初期の韓国における労働福祉制度の導入と労働者の対応 張 美 賢(金 鉉 洙 訳) 第Ⅲ部 マイノリティからの視点 一 マイノリティ研究と「民衆史研究」 檜皮瑞樹 二 民衆の暴力と衡平の条件 張 龍 経(伊藤俊介 訳) 三 神戸の港湾労働者と清国人労働者非雑居運動 青木 然 四 孤独な叫び 蘇 賢 淑(金 鉉 洙 訳) 五 「貞操」言説の近代的形成と法制化 韓 奉 錫(久留島哲 訳) 六 奄美諸島における「周辺」型国民文化の成立と展開 高江洲昌哉 交流の歩み アジア民衆史研究会二五年の「回顧と展望」 鶴園 裕 表「交流の記録」 中西 崇
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