内容
86歳となった映画評論家・佐藤忠男氏が恋愛映画のみを論じた評論集日本で映画が制作されるようになった明治期の終わりから、大正、昭和初期の恋愛映画浄瑠璃、歌舞伎、講談などの旧劇と、新劇・新派劇、映画との違い終戦直後のアメリカ映画の衝撃、日本映画の大きな変化、フランス・イタリアでつくられた映画など制作された年代、国や地域など、そのときどきの文化的背景とともに「恋愛映画」を語りつくす目次より第一章 日本で恋愛が危険思想だった頃第二章 敗戦ととまどい第三章 アメリカとヨーロッパからの声第四章 現代日本の恋愛映画第五章 東アジアの恋愛映画第六章 恋愛に厳しいイスラムの国々で