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マーシャル、父の戦場~ある日本兵の日記をめぐる歴史実践~
大川 史織
編
発行年月 |
2018年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
406p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784909710048 |
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商品コード |
1027452479 |
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NDC分類 |
210.75 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年09月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/09/08 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027452479 |
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著者紹介
大川 史織(編者):1988年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。ドキュメンタリー映画「タリナイ」で初監督。国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤職員)。
内容
楽シイ時モ 苦シイ時モ
オ前達ハ 互ヒニ 信ジ合 嬉シイ事 分チ合ヒ――
1945年、南洋のマーシャル諸島で多くの日本兵が餓死した。
そのなかのひとり、佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。
そこには、住み慣れない島での戦地生活、補給路が絶たれるなかでの懸命の自給自足、そして祖国で待つ家族への思いが描かれ、混乱と葛藤のなか、自身も死へと向かう約2年間が精緻に記されていた。
〈70年以上前に・南洋で・餓死した〉日本人といまをつなぐ、〈想像力〉の歴史社会学。
大林宣彦監督インタビュー収録!!
「読むというより体験してほしい。できるだけ想像力を働かせて」
第6回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞・奨励賞」受賞!