内容
問題を正視し,精神科臨床での看護師の実践を
克明に描く,著者渾身の書!
■非常事態への対処を,精神科救急・急性期の看護介入技術として解明。
■護身術やリスクマネジメントを超え、まっすぐに看護としてのあり方を追求しています。
■温故知新―先輩看護師の臨床経験に学び,新たな実践知の創出へ!
「患者の自他に向かった暴力や攻撃行動への対処は,精神科看護では日常的なこととして受け入れてきた。事態を警戒しその進展に気を配り,場合によってはその場に言葉と身体を投じて果敢に介入することをいとわない。それを精神科看護師の役割と考えてきたのである。 …… このような看護行為が精神科看護と看護師にとってどのような意味があるのか…,こうした自問自答が本書の成立を支えている。」― 著者