考えるがん看護
水嵜 知子
著
発行年月 |
2008年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
202p |
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大きさ |
19 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784902630121 |
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商品コード |
0108108486 |
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NDC分類 |
492.926 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0108108486 |
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著者紹介
水嵜 知子(著者):発行時:長野県看護大学講師/生活援助学講座。
略歴:1985年 長野赤十字看護専門学校卒業後、長野赤十字病院に勤務。1997年 愛媛大学法文学部文学科卒業。1999年 武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科修士課程修了、修士(臨床教育学)。その後、緩和ケア病棟に勤務。2000年 高知医科大学(現、高知大学)医学部看護学科助手。2005年4月より現職。2005年 長野県看護大学大学院看護学研究科博士後期課程修了、博士(看護学)。
内容
患者に「知らせる」のではない、患者ががんを「知る」のだ。そのことの意味を問う。
「すること」を追い求めた看護師の「できること」がないことによる挫折。「そこにいる」ことをしなかった自分への気づきから、著者の看護とは何かの探求が始まった。がん治療に通う人の語りを聴き、物語に書き移し、その意味を考えるという研究のなかで、解釈する人として寄り添うこと自体が看護なのだということを確信する。よく生きることを支えるために、看護師は聴く人であり、患者とともに哲学する存在なのだ。マニュアルなどない、「考える看護」の宣言。
看護に迷い、悩み疲れている看護師に、本書をそっとすすめてあげてください。立ち直る勇気がジワッとわいてくるでしょう。