著者紹介
デイビッド・フィンケルホー(著者):デイビッド・フィンケルホー(David Finkelhor)
ニューハンプシャー大学教授.1970年以降,一貫して子どもや女性の被害の統計調査研究を続けてきた.2008年には香港で開催された国際子ども虐待防止協会の第17回世界大会で「アメリカでの子ども虐待の大幅な減少とその理由」を基調講演し,注目を集める.
森田 ゆり(翻訳):森田ゆり(もりた ゆり)
エンパワメント・センター主宰.立命館大学客員教授.80年代初頭より日米で子ども・女性への暴力防止専門職の養成に携わる.90年代はカリフォルニア大学で主任アナリストを務める.88年に朝日ジャーナル・ノンフィクション大賞,98年に産経児童出版文化賞,2005年に保健文化賞をそれぞれ受賞.著書に『子どもへの性的虐待』,『多様性トレーニングガイド』ほか多数.
金田 ユリ子(翻訳):金田ユリ子(かねだ ゆりこ)
1965年生まれ.88年東京都立大学人文学部卒業.武蔵野大学心理臨床センター研究員.共訳に『二次的外傷性ストレス』.
定政 由里子(翻訳):定政由里子(さだまさ ゆりこ)
臨床心理士,甲南大学人間科学研究所リサーチアシスタント.共訳に「心霊術に何が隠れているのか?――S・フロイトと狼男セルゲイ・パンケイエフの間で」『みすず』など.
森 年恵(翻訳):森 年恵(もり としえ)
ブリストル大学大学院で女性学,レディング大学大学院で映画学の修士号取得.甲南大学文学部非常勤講師.共著に『トラウマ映画の心理学』,共訳に『ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー』など.