教育研究のための質的研究法講座
関口 靖広 著
内容
目次
第Ⅰ部 入門編 1 質的研究法:どのような問いを探究するか 研究課題と研究設問 量的アプローチ 質的アプローチ 質的アプローチにおける問い 2 研究の開始:研究日誌をつける 3 研究手続きの検討 観察 インタビュー(面接) 質問紙 資料の収集 実験 予備研究(pilot study)を行う 4 主研究の実施 データ収集の許可を得る フィールドに入る 5 観察の記録 観察ノートの書き方と内容 観察ノートを書く際の注意 データ収集実習:観察 データ収集実習:インタビュー 6 データの分析 データ収集中の分析 データ収集後の分析 データ分析の手順 7 研究のまとめ 序論部分 本論部分(データ分析と考察) 結論部分 第Ⅱ部 各論編 8 概念枠組みと研究課題の設定 概念枠組みの設定 研究課題・研究設問の設定 9 事例の選出(サンプリング)の方法 研究の初期に行われる事例選出の方法 データ分析過程での事例選出法 10 理論生成とグラウンデッド・セオリー・アプローチ 理論とは 概念とカテゴリー カテゴリー(および概念)の生成とそれらの階層的関係づけ 仮説の生成 コーディング,サンプリング,理論の創造 分析方法:継続的比較法 11 教授実験,デザイン実験,アクション・リサーチ 教授実験 デザイン実験 アクション・リサーチ 12 インタビューの方法 インタビュー対象者の選出 インタビューの内容 質問の順序に関するヒント 質問に使う言い回し 信頼関係の形成と中立性の維持 より深い理解のためのインタビュー技術 インタビューのコントロール 聞きにくい事柄のインタビュー インタビューの事例研究 インタビューの記録 さまざまなインタビュー手法の創造 13 文化の全体論的理解:文化的意味と文化的テーマ 文化的意味 文化的テーマ 14 分析の単位 個人 慣習的行為 エピソード 遭遇または出来事 役割 プログラム 関係 グループ,集団 組織 地域社会 社会的世界,ライフスタイル,下位文化 15 分析:何を明らかにするのか タイプ 構造 頻度 原因 プロセス 結果 ストラテジー(方略) 16 質的研究の評価 研究結果の妥当性の問題 研究結果の一般化可能性の問題 教授実験,デザイン実験,アクション・リサーチの評価
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