内容
1978年に初版が出版された『生命倫理百科事典』は、当時発展途上の研究分野であった生命倫理学に特化した初のレファレンス資料であり、それは研究の全体像を示すことにもなりました。初版と第2版(1995年)はダートマス・メダルを受賞しており、教師、学生にとって、また、ヘルスケア、哲学、環境主義、法、宗教研究の分野に関わる者にとって、生命倫理に関する定番のレファレンス資料となっています。第4版では多くの改訂を施し、補遺を追加するとともに、人のバイオーム、遺伝子組み換え食品、緊急時対応力、社会正義、持続可能性、化学戦といった内容に関する100以上の新項目および改訂項目を収録しています。妊娠中絶や傷病者の優先順位付け、社会的責任、ヘルスケア、幹細胞研究といった項目に関しては、アメリカ以外の国々の視点も取り入れ、内容の充実化を図っています。