ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

タイ2011年大洪水~その記録と教訓~(情勢分析レポート No.22)

玉田 芳史, 星川 圭介, 船津 鶴代  編
 絶版
       
価格 \2,090(税込)         

発行年月 2013年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,207p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/土木工学/海洋・河川工学
ISBN 9784258300228
商品コード 1013929662
NDC分類 517.4
基本件名 洪水
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2013年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013929662

著者紹介

玉田 芳史(編者):玉田 芳史 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授
小森 大輔 東北大学大学院環境科学研究科准教授
木口 雅司 東京大学生産技術研究所特任助教
中村 晋一郎 東京大学生産技術研究所特任助教
布村 明彦 (財)河川情報センター研究顧問、(社)南三陸福興まちづくり機構副理事長、環境防災総合政策研究機構上席研究員、日本災害情報学会理事
星川 圭介 京都大学地域研究統合情報センター助教
助川 成也 日本貿易振興機構バンコク事務所主任調査研究員
相沢 伸広 日本貿易振興機構アジア経済研究所新領域研究センター研究員
船津 鶴代 日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター主任研究員
スッチャリット・クーンタナクンラウォン チュラロンコン大学工学部准教授

内容

2011年にタイの中部地方で大洪水が発生した。水が引いた後にも、解明すべき疑問や解消すべき不安が残されている。第1に、なぜ洪水が発生したのか。降雨が多かったせいなのか、ダムの管理にミスがあったのか。第2に、大きな被害とはどんなものであったのか。第3に、なぜ大きな損害が生じたのか。なぜ十分な備えや対策をしていなかったのか。第4に、洪水後にどのような洪水対策がとられたのか。その対策は十分なものなのか。第5に、洪水が懸念されるときには、だれが発するどの情報を注視すればよいのか。雨量か、ダムの貯水量か、河川の水位や流量か、海の潮位か。本書は、これらの疑問に答えることを目的としている。
2011年の洪水はタイの歴史にも日系企業の歴史にも刻まれるに違いない大事件である。2011年に1942年洪水の写真集や記録が探し求められたように、遠い将来にタイ2011年大洪水を振り返ることができる記録が残っていることは有意義であろう。本書は、そうした記録のひとつになることも意図している。

目次

カート

カートに商品は入っていません。