本書は、現在急速に標準的ケアとなりつつある超音波ガイド下局所麻酔のあらゆる手技について、最新情報を提供するテキスト、改訂第2版です。慢性疼痛をはじめとする病状の診断と治療への超音波の使用増加が、どのように患者ケアを変えることができるかを提示します。上肢及び下肢神経ブロック、体幹神経ブロック、疼痛ブロック、外傷とクリティカルケアなどに関する必須の手技を、著名な斯界の権威が検討します。
【特徴】
・適応、関連する解剖、トランスデューサのタイプ、穿刺針、局所麻酔薬、手技、ヒント、追加学習のための参考文献などを取り上げ、各ブロックの顕著な特徴を素早く把握できます。
・骨軟部における最新の超音波ガイド下神経ブロックや、ショック及び外傷の治療における超音波の使用といったトピックスについて、世界各国の専門医から学ぶことができます。
・Transforaminal Cervical Injection、頸椎椎間関節への注射、超音波ガイド下の末梢神経刺激薬の刺入、陰部大腿神経への注射、肩甲上神経への注射、疼痛用の埋め込み型リザーバーに投与するための超音波ガイド、仙腸骨への注射などをカバーする48の新章で、急速に進歩する新たな手技の情報を提供します。
・小児の局所麻酔のみを扱う独立したセクションを設け、若年患者をより効果的にケアします。
・関連する解剖の高画質超音波画像や図解によって、手技を施す方法を正確に知ることができます。