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医師もMRも幸せにする患者のための情報吟味~ディオバン事件以降の臨床研究リテラシー~
山崎 力,
田淵 アントニオ
著
発行年月 |
2014年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
309p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/薬学/薬科学 |
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ISBN |
9784903835754 |
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商品コード |
1015790862 |
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NDC分類 |
499.4 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2014年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015790862 |
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著者紹介
山崎 力(著者):1985年東京大学医学部医学科卒業。虎の門病院循環器センター内科レジデント、東京大学医学部附属病院第三内科助手、東京大学保健管理センター講師、東京大学大学院医学系研究科薬剤疫学講座客員助教授、東京大学大学院医学系研究科クリニカルバイオインフォマティクス研究ユニット特任教授、東京大学大学院医学系研究科臨床疫学システム講座特任教授を経て、東京大学医学部附属病院臨床研究支援センター教授(センター長)および東京大学医学部附属病院検診部部長。
日本循環器病予防会理事。日本高血圧学会評議員。国立大学附属病院臨床研究推進会議代表幹事。
内容
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疑うだけのゴシップの時間は終わった。
ディオバン事件を悪者にしないためのリテラシー。
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本書の目的は、不正の糾弾ではありません。
単なる犯人探しのような「研究の不正」のゴシップ記事は、多くの誠実な研究者、臨床家、製薬企業の人々を不幸にしています。
ディオバン事件以降、臨床研究のリテラシーは大きく変わり、新しい情報吟味の時代が到来しました。
臨床研究をしばる法律や研究支援体制、COI、研究者の育成といったインフラの問題、医師(研究者&臨床家)と製薬企業(開発・MR等)と患者という複雑な当事者の関係性など、患者のためのエビデンスの選別には、新しい臨床研究リテラシーが必要になったのです。
不正についての記事をいくら読んでも、「研究の不正」未満のアンフェアな情報を読み解く力は身につきません。
東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター センター長が送る、すべては「患者」のため…同じ思いでがんばる研究者、臨床家、製薬企業の人々を幸せにする、そして、二度とディオバン事件を起こさせないためのメッセージです。