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書評掲載

李登輝より日本へ贈る言葉

李 登輝  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2014年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 268p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784863101241
商品コード 1015916604
NDC分類 304
書評掲載誌 産経新聞 2014/07/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015916604

内容

国際社会で、「尖閣は日本の領土だ」と断言する国家指導者が李登輝の他にいるだろうか? 日本には、アジアに台湾という親友がいる! そして、台湾には李登輝がいる!!


〈担当編集者より〉

『台湾のこと、御存じですか』

 台湾の李登輝元総統の著書をいつか出したいと願っていた私に、その想いをより強く感じさせたのは、あの3月11日の大震災だった。
 現代に生きる我々日本人は、今、この時点で自らに直接関係する社会的出来事の背景を、特に歴史的なそれを知らずに生きている。
 恐らく多くの日本人は、特に若い人達は、知らないことすら自覚していないのではないだろうか。
 未曾有の災害をもたらした東日本大震災。多くの国々が援助の手を差し伸べてくれたことは周知の通り。しかし、それらの国々から突出して200億円とも220億円とも、あるいはそれ以上ともいわれる多額の義損金を、それも一般国民を中心に寄せてくれた国がある。それが台湾だ。一体なぜ台湾がかのように支援の手をさしのべてくれたのか理解していしているだろうか? 人口わずか2300万人の、九州ほどの大きさしかない台湾が。
 「台湾は親日だからでしょ」という漠然とした認識だけで片付けてしまい、それで判ったような気になっている今の私たち、日本人。それならばなぜ台湾は親日なのか? 同じく日本の統治下にあった韓国とはなぜこんなにも違うのか?
 かつて、1949年から1987年まで38年間も戒厳令が布かれていた台湾。
 終戦で日本統治時代が終わり、その後、長く暗黒の時代が続いた台湾を民主化し、直接選挙を根付かせ、近代国家として必要な農業やインフラを整備し、台湾の近代化に奔走したその人は、自らを「22歳まで日本人だった」と明言し、「私は純粋培養された日本人なのだ」とも語っている。
 彼の名は台湾元総統李登輝。今もなお、日本の多くの学者、政治家、企業経営者に慕われ、意見を求められ、教えを請われ、台湾のみならず日本にとっても偉大な存在であり続ける。御歳91歳。
 「なぜ台湾は親日なのか?」本書を一読いただければその理由が必ずや深く理解できるはずである。

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