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唐代社会と道教
遊佐 昇
著
発行年月 |
2015年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,479p,11p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/その他の宗教 |
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ISBN |
9784497215017 |
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商品コード |
1017527662 |
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NDC分類 |
166.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2015年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017527662 |
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著者紹介
遊佐 昇(著者):1950年生。東洋大学文学部卒業。同大学院修士課程修了。大正大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。東洋大学中国哲学研究室補助員。成都科学技術大学(四川大学)専家。明海大学専任講師等を経て、現在明海大学外国語学部教授。編著書に『中国語発音字典・電碼本』(燎原書店、1984年)、『アジア諸地域と道教』(共編、雄山閣、2001年)等。
内容
本書は、3部に分かれる。第1部では、敦煌文書S2204に含まれる「董永変文」やS6836文書の「葉浄能詩」などの文献を読み解き、仏教都市と目される唐代の敦煌における道教の民間での普及状況を論述し、道教に関する敦煌文書であるBD1219文書とBD7620文書を読み解き、当時の道教観における「俗講」の様子を考察する。章末にBD1219文書とBD7620文書の「校録」を附す。第2部は、蜀地方に伝わる民間信仰について論述を加え、現四川省一帯における唐代の道教の広がりを考察。第3部は、地方志に掲載される資料を用いて、「厳君平信仰」の発生とその後の消長について論述する。