丸善のおすすめ度
量子論の果てなき境界~ミクロとマクロの世界にひそむシュレディンガーの猫たち~
クリストファー C.ジェリー,
キンバリー M.ブルーノ
著
河辺 哲次
翻訳
発行年月 |
2015年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
9p,226p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
---|
|
|
ISBN |
9784320035966 |
---|
|
商品コード |
1018955917 |
---|
NDC分類 |
421.3 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年01月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018955917 |
---|
内容
本書は,量子物理学の本質的なアイデアを,主要な量子実験に基づいて解説したものである。登場する実験の大半は,光と物質の相互作用を研究する量子光学の分野のものである。長年にわたっておこなわれた興味をそそる数々の実験と,そこから明らかにされたミクロなスケールの量子的世界の諸性質に興味をもち,学びたいと思う人々にとって,本書は最適である。 原子スケールのようにミクロなスケールで起こる現象に対して,自然が私たちに強いる考え方は,マクロなスケールの日常世界で起こる物理現象に対する私たちの考え方と大きく異なる。このような2つの考え方の間にある鋭い不連続性や境界を実証するために,本書では選りすぐりの実験を解説している。 本書の目的は,量子的世界の物理学をある“期待”をもって探索することである。 その期待とは,量子的世界が読者の知的チャレンジ心を刺激すると同時に,読者を楽しませてくれる,奇妙で反直観的な現象に満ちあふれているという期待である。