本書は、内科専門領域のコンサルトで患者を診察する際必要な重要情報に素早くアクセスできるように編まれたWashington Manual Subspecialty Consultシリーズの「血液・腫瘍学」、全面改訂第4版です。
下位専門分野のコンサルティングに関して、患者を評価する上で必要となる極めて重要な情報を素早く容易に得ることができます。第4版では新規抗癌剤、新たなバイオマーカーや治療ターゲットなどを網羅する最新コンテンツを提供します。血液科や腫瘍科という専門領域でローテーション中のフェロー、レジデント、医学生のための実践的なリファレンスとなっています。執筆者の多くは血液腫瘍科のフェローか内科のレジデントで、これらの専門領域で研修中に起こる問題や疑問を最近経験した医師です。また、プライマリケア医などの医療関係者が血液・腫瘍学の情報を素早く参照するためにも有用です。
【本書の特徴】
・全面的に改訂され、腫瘍や血液疾患の治療における新しい基準、新規薬剤の作用機序、分子的予後因子の最新の使用を追加
・免疫療法に関する新しい章では、承認済みの新規薬剤や承認される可能性がある新規薬剤について概説。患者の臨床転帰の改善に役立つ。
・全編を通して一貫した形式に再編成し、必要とする情報を素早く簡単に検索することが可能
・包括的に網羅されており、血液学と腫瘍学のすべての分野に対応
・日常的な診療で遭遇する症状、兆候、問題が素早く参照できるよう箇条書きで記載
・特定のトピックに関する情報を求める読者には、改訂されたリファレンスを提供
・セントルイスのワシントン大学医学部血液腫瘍科のフェローおよび内科レジデントが執筆
・タブレット/スマートフォン/PCで利用可能なeBookが付属