研究とライティングの権威である現代語学文学協会は、『MLAハンドブック』の第8版において、典拠の示し方を見直しています。今日、目も眩むような様々な形態で作品が出版されています。例えば書籍は、紙媒体やオンラインや電子版で読むことができます――あるいは、オーディオ版で聴くこともあるでしょう。インターネット上では様々な出版形式が定期的に生み出され、組み合わされ、そして変更されています。『MLAハンドブック』の以前の版では、それぞれの図書形態に対し別々の説明を与えており、新たな形式については追加の説明が必要でした。このベストセラーの画期的な新版では、代わりに普遍的なガイドラインを推奨しており、執筆者はどんな種類の出典にもこれを応用することができます。使い易くするため、さらに短くなり、新たなデザインに生まれ変わった『MLAハンドブック』の第8版は、研究のための情報源を評価する際の原則を読者に手引きしています。そして次に本書は、本文中における出典の引用法や、引用文献リストの有用な項目の作り方を説明しています。