内容

目次

勧告　OECDインターネット上の青少年の保護に関する理事会勧告 第Ⅰ部　インターネットのリスクにさらされている子どもたちを守るための青少年保護政策報告書 序文 要旨 序章 　はじめに 　第1節　報告書の全体像 　第2節　子どもたちのインターネット利用における統計 　第3節　インターネットのリスクに直面する子どもたちの統計データに関する考察 　　3.1　データの利用可能性 　　3.2　データの比較可能性 　第4節　結論 第1章　インターネット上の子どもたちのリスク 　第1節　リスクの類型 　第2節　リスクの概要 　　2.1　インターネットユーザーとしての子どもたちのリスク 　　2.2　インターネット上で子どもたちが消費者としてターゲットにされること 　　2.3　情報プライバシーとセキュリティのリスク 　第3節　結論 第2章　インターネットを利用する子どもたちの保護政策 　はじめに 　第1節　インターネットを利用する子どもたちの保護政策の3つの側面 　　1.1　複数の階層にわたる政策 　　1.2　複数のステークホルダーによる政策 　　1.3　マルチレベルでの政策 　第2節　政策比較分析 　　2.1　ハイレベルの政策の対比 　　2.2　子どもの定義 　　2.3　政策の組み合わせ 　　2.4　エビデンス、政策分析、効果評価の利用 第3章　政策上の主要な知見 　はじめに 　第1節　政策の一貫性 　　1.1　協調 　　1.2　整合性 　　1.3　一貫性 　第2節　エビデンスに基づく政策 　　2.1　リスクの測定 　　2.2　政策インパクト・アセスメント 　　2.3　運用評価 　第3節　国際協力 　　3.1　国際的対話と調和を保証する 　　3.2　国境を越えた情報と資源の共有および能力向上 　　3.3　国際的なエビデンスに基づく政策のための実証的基盤の設置 　　3.4　運用レベルにおける国際的ネットワークと戦略的パートナーシップ 付録1　インターネットを利用する子どもたちの保護政策の記述的概要 　はじめに 　第1節　地域政策の枠組みと国家戦略 　　1.1　地域政策の枠組み 　　1.2　国の政策の枠組み 　第2節　法的手法 　　2.1　コンテンツ関連リスクの法律 　　2.2　コンタクト関連リスクの法律 　　2.3　インターネット上の子どもたちの消費者としてのリスクに対する法律 　　2.4　子どもたちのプライバシーと情報セキュリティ関連リスクの法律 　　2.5　法的手法の効果 　第3節　自主・共同規制アプローチ 　　3.1　携帯通信 　　3.2　ソーシャルネットワーク・サービス（SNS） 　　3.3　オンラインゲーム 　　3.4　インターネット広告 　　3.5　違法で子どもたちに不適切なコンテンツ 　第4節　コミュニティや望ましい利用政策 　第5節　技術的手法 　　5.1　技術の概観 　　5.2　技術的手法に対する政府の政策 　　5.3　技術的手法のまとめ 　第6節　意識向上および啓発教育 　　6.1　意識向上キャンペーンの種類 　　6.2　インターネット・リテラシー教育 　第7節　良いコンテンツの提供 　第8節　国際協力 付録2　表と図 第Ⅱ部　日本のインターネット・リテラシー指標開発プロジェクト 　序文 　謝辞 　要旨 第1章　政策立案のためのインターネット・リテラシーの効果の検証 　第1節　政府部門にとっての利点 　第2節　民間部門にとっての利点 　第3節　保護者にとっての利点 　第4節　教員にとっての利点 第2章　日本のインターネット・リテラシー指標システムの開発 　はじめに 　第1節　インターネット・リテラシー指標の開発プロセス 　　▲インターネット・リテラシー指標（ILAS）の開発ステップ 　第2節　青少年のインターネット・リテラシー・リスク定義リストの策定 　　▲インターネット・リテラシー指標（ILAS） 　第3節　ILASテスト・システムの開発 　　3.1　リスク分類カテゴリーに連動したテスト・アイテムの開発 　　3.2　予備実験によるテストの問題出題数の検証 　　3.3　プレ・テストによるILASテスト・セットに対する信頼性と妥当性の検証 　　3.4　プレ・テストによるテスト・セットに対する検証 　第4節　被験者の属性を測定するためのアンケートの開発 　第5節　ILASテストの運用 　　5.1　ILASテストの概要 　　5.2　ILASテスト・システムの信頼性と妥当性の検証 第3章　青少年のインターネットの安全利用の分析と評価 　はじめに 　第1節　クロス分析結果 　　1.1　各リスク中分類正答率 　　1.2　高校のロケーションと平均正答率との関係 　　1.3　各通信ディバイスの所持率 　　1.4　インターネット接続機器として最も利用されている通信ディバイス 　　1.5　テスト結果と啓発教育の受講経験との関係 　　1.6　家庭における親子の話し合いの有無と正答率との関係 　　1.7　オンライン・リスクの遭遇経験と正答率との関係 　　1.8　青少年が遭遇するオンライン・リスクのタイプ 　第2節　青少年のスマートフォン利用環境整備の必要性 　　2.1　青少年保護サービスの利用状況 　　2.2　3GネットワークとWi-Fiネットワークの認知と利用状況 　　2.3　アプリケーションのインストールによる情報漏洩リスクに対する認知 　　2.4　プライバシーポリシー同意書の確認 　　2.5　家庭における話し合いとプライバシー設定機能利用との相関 　　2.6　各種保護サービス利用の相互関係 　　2.7　情報漏洩に対する認識とプライバシーポリシーの確認行動との相関 　第3節　青少年の学齢ごとの知識と安全対策との関係 　　3.1　フィルタリングに対する認知と実際の利用との相関 　第4節　知識伝達型の教育と規範意識を育てる教育 　第5節　保護者の啓発教育経験と実際の安全対策実施との相関 　　5.1　保護者の啓発教育受講経験とインターネット・リスクに対する注意行動との相関 　　5.2　保護者の啓発教育受講経験と家庭におけるルールの設定状況との相関 第4章　主要な知見と政策提言 　第1節　インターネット・リテラシー指標の開発と検証 　　1.1　ILAS指標システムによる15歳の青少年に求められるインターネット・リテラシー 　　1.2　ILASテスト・セットの策定による青少年のインターネット・リテラシーの測定 　　1.3　CBT、紙筆式テストのどちらにおいても実施可能なILAS指標システム 　　1.4　ILASテストのスコアにおいて男女の性差はない 　　1.5　インターネット・リテラシーを測るための指標としての信頼が証明されたILAS指標システム 　第2節　ILASテストの結果を基にした政策提言 結論 あとがき