エキスパートが現場で明かす心不全診療の極意
内容
目次
総 論 Ⅰ. 慢性心不全における基本治療 1.心不全患者の肺炎を予防できるのか? 2.β遮断薬は心拍数が低下すれば低用量でよいのか? 3.・高容量フロセミドを服用している慢性心不全患者のfluid control,次の一手は? 4.両室ペーシングの適応はQRS波で決めてよいか? 5.ASVは急性期を脱したら中断するべきか? 6.心房細動を合併する心不全に,抗凝固療法は必須か? 7.どういった患者にアブレーションを行う? 8.拡張不全に薬は効くの? Ⅱ. 慢性心不全における日常管理 9.心不全における高血圧は原因か結果か? 10.心不全にスタチンは有効か? 11. 1日にタバコ1~2本ならいいだろうか? 12.ナトリウム摂取量を減らせば減らすほど慢性心不全患者の増悪・予後はよくなるのか? 13.心臓リハビリテーションの開始にあたって注意すべき点は何か? 14.チーム医療の工夫,患者・家族への教育とは? Ⅲ. 急性心不全 15.息切れ・呼吸困難だけで大丈夫? 16.BNP・NT- pro BNP,どう使う? 17. 点滴強心薬は急性心不全患者の予後を悪化させるか? 18.本当にカルペリチドが必要か?それとも硝酸薬で十分か? 19.急性心不全におけるNIPPV:テーラーメイド療法は必要か? 20.重症心不全患者に栄養療法は必要か? 21.急性心不全患者の痛み・不穏・せん妄をどう管理するか? Ⅳ. 重症心不全と臓器管理 22.重症心不全患者における腎予備能をどう評価し,体液量の調節を行うか? 23.重症心不全患者における肝機能評価はどのような意義があるか? 24.VADを心不全治療のツールとして使うには? Ⅴ. 高齢者心不全 25.無理をしてまで高齢者にβ遮断薬を入れるべきか? 26.体重が減っています.筋肉は減少していませんか? Ⅵ. 終末期心不全 27.難治性心不全の終末期にまつわる課題とは? 28.心不全のQOD:在宅医療で最期まで診るためには? 29.緩和ケアはいつから始めるべきか?
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