本書は、尿路上皮細胞生検の判読に必要な最先端の実践的情報を提供する診断リソース、改訂第3版です。正常解剖や組織学から、よく見られる病理所見や稀な病理所見まで、膀胱のあらゆる病変、腫瘍、腫瘍類似病変を正確に識別するための最新情報を提示します。
LWW社の本書専用ウェブサイトでは、検索機能付きの本編全文、1,500枚の追加画像集、及び専門医試験対策に最適なインタラクティブ問題集を、オンラインで無料提供します。
【第3版の特徴】
・WHOと国際泌尿器病理学会の最新の分類システムを採用
・尿細胞診に関する章を刷新し、新たに多数の画像を追加
・低悪性度腫瘍と高悪性度腫瘍の境界線上にある特徴をもつ乳頭状腫瘍、低悪性度と高悪性度の特徴が混在した腫瘍に対処する方法に関する新たなセクション
・前駆病変の分類における免疫組織化学の使用法に関する新たな情報、出現部位を特定するためのIHCパネルの適用方法を記載
・腺病変の形態学的範囲に関する情報を拡大
・HPV、IHC および予後との関係を含む住血吸虫症関連および非住血吸虫症関連の扁平上皮癌に関するセクションを更新
・前立腺癌、結腸直腸腺癌、子宮頸癌と UC および膀胱腺癌との鑑別に関するセクションを含む二次性腫瘍に関する章を大幅に改訂
・タブレット/スマートフォン/PCで利用可能なeBookが付属