国立がん研究センターの乳癌手術
内容
目次
第1章 画像診断と術式判断 1 マンモグラフィによる病変範囲診断 2 超音波による病変範囲診断 超音波フローイメージング法 エラストグラフィ 3 造影MRIによる病変範囲診断 乳管内進展の評価 MRI detected lesionとsecond look US クーパー靭帯,乳頭への進展評価 4 造影CTによる病変範囲診断 Side memo 当院におけるtomosynthesisを用いた術前切除範囲の検討 第2章 加刀前準備 1 入室前準備 手術前日準備 手術室入室前準備 2 加刀前準備 消毒,覆布のかけ方 手術体位 術者・助手の立ち位置 第3章 センチネルリンパ節生検 1 乳房から腋窩へのリンパ流とセンチネル理論 乳房リンパ流の解剖的理解 センチネルリンパ節理論と適応 2 センチネルリンパ節生検同定方法 乳房部分切除症例 乳房全切除症例 3 胸骨傍リンパ節にセンチネルが同定された場合の対処 胸骨傍リンパ節の生検法 第4章 乳房部分切除術 1 皮切のパターン 腫瘍直上を通る皮切 傍乳輪切開 外側切開 乳房下溝線切開 2 切除範囲の決定 触知可能病変 非触知病変 3 部分切除術の実際-皮膚切開線の決定と皮弁作成から切除まで- 4 切除断端の評価と術式変更の判断 5 乳腺の修復法と閉創 Side memo 断端陽性症例に対する二期的追加切除 第5章 整容性を重視した乳腺の修復,修正法 1 総 論 基本的な考え方 術前の準備 手術時の注意点 2 BD領域の充填方法 術前デザイン 手術手技 手術手技の追加 第6章 乳房切除術 1 乳房構造と皮弁形成に必要な解剖,皮膚切開線の決定 適 応 皮弁形成に必要な解剖 皮膚デザイン 2 皮弁形成の基本と各皮弁形成の実際 皮弁形成の準備と順序 皮弁形成の基本操作 頭側皮弁(頭側胸骨縁から鎖骨下縁,肩峰まで) 尾側皮弁(尾側胸骨縁から乳房下溝線まで) 外側皮弁(広背筋前縁から腋窩静脈まで) 3 大胸筋前面と側胸壁の処理 大胸筋前面の処理 側胸壁の処理 4 腋窩郭清を伴わない場合の乳房切除術 外側皮弁の作成 側胸壁の処理 5 止血確認とドレナージ 6 局所進行乳癌に対する乳癌切除術 大胸筋浸潤を認める症例に対する対処 胸壁浸潤を認める症例に対する対処 7 皮膚温存乳房切除術と乳頭温存乳房切除術 適 応 皮膚切開のデザイン 皮膚切開・皮弁作成 筋膜剥離と乳房切除 Side memo 内視鏡補助乳房切除術 第7章 腋窩リンパ節郭清術 1 腋窩の解剖とレベル分類 古典的な腋窩の解剖を熟知する 腋窩リンパ節のレベルと郭清範囲 2 腋窩リンパ節郭清の流れ ルート1:腋窩外側操作1 ルート1:腋窩外側操作2 ルート2:大胸筋外縁操作(大胸筋外縁から小胸筋外縁へ) 大胸筋外側支配血管と下胸筋神経の温存(レベルⅠ浅層郭清) 小胸筋の授動とレベルⅡ郭清 長胸神経の剥離 胸背動静脈,神経,長胸神経の温存と腋窩深部(肩甲下)リンパ節の郭清(レベルⅠ?Ⅱ郭清終了) レベルⅢ郭清と胸筋間(Rotter)リンパ節郭清 止血確認とドレナージ,閉創 第8章 乳腺外科医に必要な乳房再建術の知識 1 エキスパンダー挿入の適応決定 2 エキスパンダー挿入の手技 術前準備 大胸筋下の剥離 浅胸筋膜弁・分層前鋸筋弁の作成 止血,洗浄,ドレーン留置 エキスパンダー挿入,閉創 3 エキスパンダー挿入後の合併症と対処法 エキスパンダーの位置移動 皮膚壊死・創?開 血腫・漿液腫 感 染 エキスパンダーの露出 4 自家組織による一期乳房再建の適応と手技 適 応 代表的術式 代表的な自家組織再建の手技 5 自家組織による一期乳房再建の術後管理 術後の体位 移植組織の血流確認 移植組織の保定 6 乳頭再建法,乳房修復法など 乳輪乳頭再建 乳房二次修正術 7 乳房再建術後の患肢リハビリテーション 8 PMRTを要する症例に対する乳房再建の適応と手技の工夫 Side memo 乳房再建の際に乳腺外科医が気をつけるポイント 第9章 術後管理 1 創処置とドレーン管理 創処置 ドレーン管理 2 術式別クリニカルパス 3 術後管理のポイントと合併症への対処法 術後管理のポイント 合併症
カート
カートに商品は入っていません。