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思想としての<共和国>~日本のデモクラシーのために~ 増補新版
レジス・ドゥブレ,
樋口 陽一,
三浦 信孝,
水林 章,
水林 彪
著
発行年月 |
2016年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
3p,352p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論 |
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ISBN |
9784622079989 |
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商品コード |
1020490436 |
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NDC分類 |
311.04 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年07月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020490436 |
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著者紹介
レジス・ドゥブレ(著者):1940年パリ生まれ。作家、思想家。80年代にはフランス、ミッテラン大統領の外交顧問をつとめた。
樋口 陽一(著者):1934年仙台市生まれ。国際憲法学会名誉会長。
内容
「日本国憲法の根底にあるのは実は「市民的公共権力による自由」を追求する共和国の精神なのであり、にもかかわらずその解釈と運用は、初発の美濃部憲法学のときからしてすでにそこからの逸脱であり、「国家からの自由」への横滑りであった…」(「あとがき」)安全保障関連法が施行されたなか、旧版で集い、市民社会と法思想を論じた著者は、再び日本の民主主義を問い直すために結集した。主権は、われわれ国民にある、近代国家を否定する相手と闘い、壊れゆく日本社会を救う手立てを考えなければならない、と。フランスの〈共和国〉思想から何を学び、日本のデモクラシーにどう活かすのか。そして、日本社会の独自性を問い、いかに問題提起をなすべきかを論ずる。法、社会、政治、思想…いまこそ、日本の民主主義をあらためて問わねばならない。「すべては、人民をつくる政治的結合からはじまる」(水林章)、「比較憲法史論の視座転換と視野拡大」(水林彪)、「水林彪論稿に寄せて」(樋口陽一)、「「増補新版」のためのあとがき」(水林章)、以上四稿が増補に際する新稿、計70頁。