丸善のおすすめ度
アジア主義と近代日中の思想的交錯
嵯峨 隆
著
発行年月 |
2016年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
6p,370p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
---|
|
|
ISBN |
9784766423488 |
---|
|
商品コード |
1020707204 |
---|
NDC分類 |
319.2 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年07月5週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2016/09/11 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020707204 |
---|
著者紹介
嵯峨 隆(著者):1952年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。静岡県立大学国際関係学部教授。著書に「戴季陶の対日観と中国革命」「近代中国アナキズムの研究」など。
内容
▼アジア主義の、孫文以降の中国における変容と日本での展開との相互作用を描き出す。 ▼アジア主義は、アジア諸国の連帯を標榜しつつ、結果として日本においては帝国主義の正当化に利用され、中国においては国内の政治・軍事目的に利用された、いわば同床異夢の「幻視」であった。本書は、第一次世界大戦前後から日中戦争期に至るまでのアジア主義の思想的展開を、宮崎滔天、孫文らとその継承者を軸に考察し、日中の政治的帰結とともにその意味を再検討する。