著者紹介
佐藤 勝彦(著者):1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。現在、日本学術振興会学術システム研究センター所長、日本学士院会員、東京大学名誉教授、明星大学理工学部客員教授。理学博士。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合宇宙論委員会委員長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られている。2002年紫綬褒章受章。2010年日本学士院賞受賞。2014年文化功労者として顕彰。作品に「眠れなくなる宇宙のはなし」シリーズ(宝島社)など。
長崎 訓子(著者):1970年、東京都生まれ。イラストレーター。多摩美術大学染織デザイン科卒業。書籍の装画や挿絵、刺繍の図案、映画に関するエッセイなど多方面で活動中。おもな装画の仕事に『武士道シックスティーン』『億男』など。児童書の挿絵に『リンゴちゃん』『パンダのポンポン』など。漫画の作品集に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』(第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)などがある。
内容
「人間は宇宙をどのように捉えてきたか」を、人気イラストレーター、長崎訓子氏の大判のカラーイラストでダイナミックに見せる絵本です。古代エジプトの宇宙観から、今年測定されたばかりの重力波まで、やさしい語り口と魅力的なイラストで、小学生の読者でも大きな流れを概観することができます。ベストセラーになった『眠れなくなる宇宙のはなし』(宝島社)の絵本版。
2008年に宝島社から刊行されベストセラーになった『眠れなくなる宇宙のはなし』は、宇宙論の研究者としては世界的な第一人者、佐藤勝彦氏の著書です。
やさしい語り口と魅力的なイラストとともに、宇宙のはじまりの深淵をのぞくという内容で、文庫版はいまでも入門書の定番として根強い支持があります。
この本の大きなテーマである、「人間は宇宙をどのように捉えてきたか」を、人気イラストレーター、長崎訓子氏の大判のカラーイラストでダイナミックに見せる絵本です。
古代エジプトの宇宙観から、今年測定されたばかりの重力波まで、小学生の読者でも大きな流れを概観することができます。