内容
-医療の現場で生まれる心の葛藤に、「心」の科学という光をあてる-
生物学的心理学の研究で著名な筆者が、医療、看護、リハビリテーションの現場で生まれる心の問題に正面から切り込んだ科学読み物です。
正統的な心理学の流れを忠実にレビューした心理学小史を踏まえ、さらに現代の心理学(脳科学)が人間の「心」の何を解き明かし、いまなお何が謎のままなのかを解説した本格的な内容。
著者ならではの率直で軽妙な語り口によって、その場限りのカウンセリング技術ではけっして解決できない医療従事者の心の葛藤の理解法、問題への対処法を提案します。
脳の働きという科学を手がかりに、実用的な知識の使い方をわかりやすく解説しています。
医療に携わるすべてのスタッフに、気軽に手にとって読んでいただける内容です。