臨床瞑想法~心と身体がよみがえる4つのメソッド~
内容
目次
■はじめに~瞑想は心身を健やかに保つ最良のツール ■序章 瞑想を人々の暮らしに活かす ▽瞑想は人類悠久の自己省察ツール▽多方面で活用される瞑想▽瞑想の生理的作用に関する研究報告▽本書のポイント ■第1章 瞑想をはじめよう 1.瞑想を行うためのポジショニング ▽瞑想の三要素▽基本の「姿勢」▽瞑想中の「手の位置」▽「目線」をどうするか 2.最も大切な呼吸法と意識のありよう ▽瞑想前の深い「呼吸法」で心の安らぎを得る▽心に浮かぶ「雑念」は無理に追い出そうとしない▽瞑想中に浮かぶ意識―「想念」を観察する▽安らぎ感を得られるまで続けてみよう 3.身体をゆるめる具体的な手法 ▽身体と呼吸の連動を体感する準備運動▽心身をゆるめる丁寧な方法▽横になった状態で行うゆるめる瞑想の手順▽座った状態で行うゆるめる瞑想の手順 ■第2章 臨床瞑想法の理解 1.臨床瞑想法とは何か ▽臨床瞑想法を行うセラピストの心得▽構造上の3つの分類 2.臨床瞑想法とスピリチュアルケア ▽臨床瞑想法とスピリチュアルケアの根底にある心理学▽傾聴やスピリチュアルケアのスキルを高める瞑想経験▽瞑想による関係性の洞察~縁生理解 ■第3章 臨床瞑想法の4つのメソッド 1.臨床瞑想法の4つのメソッド ▽「ゆるめる瞑想」▽「みつめる瞑想」▽「たかめる瞑想」▽「ゆだねる瞑想」 2.ゆるめる瞑想(緩和、集中瞑想) ▽瞑想の意味と心理的プロセスを明確にする▽瞑想による生理学的な変化▽瞑想が脳波に与える影響▽阿息観で集中瞑想を 3.みつめる瞑想(観察、洞察瞑想) ▽自己をありのままに見つめる「観察瞑想」▽事実の背景や内部を探る「洞察瞑想」▽観察と洞察を理解するためのエクササイズ▽「みつめる瞑想」の具体的な実践▽洞察瞑想は自己修復プログラム▽心の構成図 4.たかめる瞑想(生成、促進瞑想) ▽心身の機能を高める▽呼吸で自律神経を安定させてから▽発声を通じて高める▽たかめる瞑想と健康生成論▽幸せのメカニズムを解き明かす4つの因子 5.ゆだねる瞑想(統合、融合瞑想) ▽ゆだねるとは▽ローソクの火を見つめる▽滝や山を見て融合意識を養う▽仏や法縁との融合▽自分のスピリチュアリティを信じる勇気をもつ▽臨床瞑想を実践し、自他の平安を目指す▽統合の素晴らしさを知る ■第4章 クライアントをリードする臨床瞑想法の実際 1.臨床瞑想法の実践 ▽臨床瞑想法の実施手順▽比較的健康な方を対象にする場合▽ベッド上で療養されている方などを対象にする場合▽音や音楽を上手に取り入れる▽臨床瞑想法を実践するための重要ポイント ■第5章 臨床瞑想法の実践例 1.臨床瞑想法教育研究所について ◇事例1:緩和ケア認定看護師が勉強会に臨床瞑想法を取り入れた事例 ◇事例2:長期にわたり心理面接の場で臨床瞑想法を実施した事例 ◇事例3:福祉施設の職員が同僚と臨床瞑想法を行った事例 ◇事例4:自宅療養中の信徒に対し僧侶が臨床瞑想法を実践した事例 ◇事例5:心身のバランスがとれない思春期に臨床瞑想法を活用した事例 ◇事例6:妊娠を喜べない女性を支えるため助産師が臨床瞑想法を行った事例 ◇事例7:看護管理者がデスカンファレンスで臨床瞑想法を活用した事例 ◇事例8:心身に強い緊張を抱える入院患者に臨床瞑想法を活用した事例 ◇事例9:死に対する不安が強い患者に緩和ケア医が臨床瞑想法を行った事例 ◇事例10:放射線治療外来において臨床瞑想法を活用した事例 ◇事例11:診療所の外来患者に臨床瞑想法を行った内科医の事例 ◇事例12:心理カウンセラーが数百人を対象に臨床瞑想法を行った事例 ◇事例13:小学校の朝の会に臨床瞑想法を取り入れた教育者の事例 ◇事例14:不安心理の緩和を目的に臨床瞑想法を活用した僧侶の事例 ◇事例15:幅広い年代を対象に複数回の臨床瞑想法を実践した事例 ◇事例16:死への不安を抱える患者に臨床瞑想法を実施した僧侶の事例 ◇事例17:強い不安感情をもつ療養者に臨床瞑想法を継続的に実施した事例
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