著者紹介

内容

目次

序　論 本　論 第1章　元老院の創設 　一　はじめに 　二　構想としての元老院 　三　具体化される元老院 　四　政争の場となる元老院 　五　おわりに 第2章　草創期元老院議官考 ―― 意見書を通じて ―― 　一　はじめに 　二　議官任命 　三　元老院意見書 　四　おわりに 第3章　元老院の「議法」機能 ―― 明治太政官期を中心に ―― 　一　はじめに 　二　太政官期を俯瞰して 　三　個別事例を検討して 　四　おわりに 第4章　明治十年代前半の元老院 　一　はじめに 　二　明治十～十二年の元老院 　三　明治十三年の元老院 　四　明治十四年の元老院 　五　おわりに 第5章　内閣制度創設後の元老院 ―― 議法・立法・上院 ―― 　一　はじめに 　二　元老院会議の全体像 　三　元老院議官の政治意識 　四　貴族院令と元老院 　五　おわりに 第6章　明治憲法と元老院 　一　はじめに 　二　号外意見書の登場 　三　元老院会議の動向 　四　枢密院条項の登場 　五　おわりに 第7章　元老院の終焉 　一　はじめに 　二　改革論の終焉 　三　元老院の閉院 　四　議官達の処遇 　五　おわりに 付　論　元老院に関する新史料 ―― 号外第四十二号意見書「元老院章程ニ関スル意見書」 ―― 　一　元老院会議筆記について 　二　第一読会 　三　第二読会 結　論 初出一覧 主要引用史料・参考文献