著者紹介

内容

目次

　序 第Ⅰ部　財政・公共経済の理論・実証分析 　1章　財政の持続可能性を考慮に入れた最適財政政策ルール 　2章　ケインズ効果 vs. 非ケインズ効果　――　near - VARからの接近 　3章　金融市場の不完全性下における財政政策の効果　――　真水か政 　　　　府貸出か 　4章　雇用延長が年金財政や家計の厚生に与える影響の世代重複モデル 　　　　による分析 　5章　社会資本の老朽化と生産力効果 　6章　道路投資と自民党の利益誘導政治　――　動学パネルによる再検 　　　　討 　7章　医療保険の自己負担率と受診行動　――　疾病ごとの相違 　8章　情報の非対称性のもとでのインセンティブ規制についての考察 　9章　消費の異時点間の消費の代替性が環境評価に及ぼす影響　 　――　谷津干潟の事例より 第Ⅱ部　金融の理論・実証分析 　10章　金融仲介における不透明性 　11章　金融検査が銀行行動に与える影響　――　金融円滑化法を事例 　　　　 として 　12章　クレジットクランチ期における政府系金融機関による民間銀行 　　　　 融資代替の検証 　13章　株価変動が家計の資産選択行動に及ぼす影響 　14章　消費者の決済手段選択行動　――　個票調査による実証分析 　15章　不動産証券化が財務指標に与える影響 　16章　中国の為替レートの現状と最適為替制度への移行に関する動学 　　　　 分析