近代日本とアジア~地政学的アプローチから~
内容
目次
巻頭言 三谷博 序 クロード・アモン 1 「アジア」概念の再発明―地理学から地政学へ 三谷博 2 初期アジア主義と中江兆民―日本の文明開化、ヨーロッパとアジアの創造 エディ・デュフルモン 3 アジア主義と国益―明治期の内田良平を例として グレゴワル・サストル 4 移動―1884年の太平洋周辺における様々な出来事 ステファン・タナカ 5 朝鮮と明治期日本のノスタルジア リオネル・バビッチ 6 台湾から満州国へ、中国における大倉組の市場開拓 クロード・アモン 7 岡倉天心の地政学的直観 浅利誠 8 今泉雄作の図案法と岡倉天心の泰西美術史 廣瀬緑 9 江藤新平における「人民の権利の保護」―その法政治思想的連関 ベルランゲ河野紀子 10 花柳病男子の結婚制限と法律婚にみる戸籍の法的役割―新婦人協会と穂積重遠を中心に 小沼イザベル 11 ジャン・レイ―あるフランス人政治学者の見た日本の植民地主義と東アジア・太平洋戦争 アルノ・ナンタ 結びにかえて 廣瀬緑 執筆者一覧
カート
カートに商品は入っていません。