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事例からみた水害リスクの減災力
末次 忠司
著
発行年月 |
2016年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
119p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/土木工学/海洋・河川工学 |
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ISBN |
9784306094451 |
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商品コード |
1022297734 |
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NDC分類 |
517.57 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2016年11月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022297734 |
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著者紹介
末次 忠司(著者):九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻修了。国土交通省を経て山梨大学大学院医学工学総合研究部工学域環境工学系教授。博士(工学)、技術士(建設部門)。著書に「水害に役立つ減災術」他。
内容
減災に有効な対応策、危機回避のためのノウハウを紹介している。河川災害の前兆現象や河道の弱点箇所に関する着眼点についても記述。
「これまでに発生した水害を回顧すると、洪水に伴う破堤により大きな被害となった事例があったし、水害に対して脆弱な構造・体制が被害を助長した事例もあった。しかし、有効な対応策を講じたことにより、被害を最小限に留めた事例も見受けられた。そこで、過去の水害事例をもう一度見直し、対応策について精査した。すなわち、よく研究で行われる計算による解析や予測ではなく、これまでの実態論に基づいた教訓としての対応策(リスク対応力)について整理・分析したのである。この対応策は危機回避のためのノウハウでもある。減災に有効な対応策はもちろんのこと、うまくいかなかった対応策についても分析して、今後の教訓としている。一方、災害対応の視点としては、対応策の検討を通じて得られた減災に効果的なリスク対応力を提案したり、シチュエーションごとの対応策(住民、行政機関)を提示することを目的としている。あわせて、災害対応に関連する災害の前兆現象や河道の弱点箇所に関する着眼点についても示した。」(本書「はじめに」より)