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【MeL】なぜ近代は繁栄したのか ―草の根が生みだすイノベーション―
エドマンド・S.フェルプス
著
小坂 恵理
翻訳
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数量
冊
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価格
\20,328(税込)
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発行年月 |
2016年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
電子 |
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ページ数/巻数 |
15p,483p,36p |
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ジャンル |
和書 |
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商品コード |
1022699222 |
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NDC分類 |
332.06 |
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本の性格 |
学術書 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022699222 |
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内容
繁栄の個人主義、停滞のコーポラティズム。ノーベル経済学賞受賞者が、近代的繁栄の源泉を文化の転換に探究。長期停滞を超えるための、経済、文化、倫理を横断する独創的提言。「一九世紀に一部の国で市場経済が発達すると、人類史上初めて天井知らずの賃金上昇と雇用拡大が実現し、仕事から満足を得る人たちのすそ野が広がった。この現象を引き起こしたのは何だったのだろう。ところが、二〇世紀が進むうちに多くの国で、いや、今となってはすべての国で、そのすべてが失われてしまったとしか思えない。その背景には何があったのか。この稀に見る繁栄の盛衰を理解することが本書の目的である」(はじめに)近代の繁栄の源泉は、挑戦、自己表現、人間的成長といった個人主義に裏付けられた価値観の誕生と、そこから湧き出る大衆のイノベーション・プロセスへの参画にあるとする、新たな《近代経済》論。われわれが面している非常に大きな課題に比べて今日の経済議論は狭量だ、と感じているなら、ぜひ本書に向きあってみるべきだ。――ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)「善き生」という概念を経済学と哲学の文脈で論じられる研究者はほとんどいない。フェルプスは本書で《近代経済》を分析して、それを見事に成し遂げている。――ポール・ヴォルカー(元連邦準備制度理事会議長)本書は歴史を扱ってはいるが、むしろ焦点は今後の社会が何をなすべきかにある。行動を求める書なのだ。――ロバート・シラー(イェール大学教授)『フィナンシャル・タイムズ』紙 ベスト経済書(2013年)