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富国と強兵~地政経済学序説~
中野 剛志
著
発行年月 |
2016年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
590p,48p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784492444382 |
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商品コード |
1022886056 |
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NDC分類 |
312.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年01月3週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2017/02/19、毎日新聞 2017/03/19、毎日新聞 2017/12/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022886056 |
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著者紹介
中野 剛志(著者):1971年神奈川県生まれ。エディンバラ大学大学院より博士号取得。評論家。「日本思想史新論」で山本七平賞奨励賞を受賞。ほかの著書に「世界を戦争に導くグローバリズム」など。
内容
衰退著しい覇権国アメリカ、混乱する中東、クリミアを強引に奪取するロシア、東シナ海、南シナ海で挑発行為をやめない中国。パワーバランスが大変動する今、「地政学」という、古めかしく、禍々しいニュアンスすら伴った言葉が現代に蘇ってきている。一方でこれまでの地政学的思考だけで、世界を分析し、生き抜くことは非常に困難だ。経済が地政学的環境にどのような影響を与えるのか、またその逆についても考察を及ばさなければならない。そうしなければ国際政治経済のダイナミズムを理解できず、戦略を立案することもできない。そこで、地政学と経済学を総合した「地政経済学」とも呼ぶべき新たな思考様式が必要となる。本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学がここにある!