丸善のおすすめ度
簡素な生き方
シャルル・ヴァグネル
著
山本 知子
翻訳
発行年月 |
2017年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
255p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
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ISBN |
9784062202138 |
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商品コード |
1023720435 |
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NDC分類 |
151.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年03月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023720435 |
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著者紹介
シャルル・ヴァグネル(著者):フランスの教育家、宗教家。1852~1918年。プロテスタントの牧師を経て「たましいの故郷」という寺院を創立。社会教育、初等教育の発展に貢献。近代フランス初等教育を宗教から独立させ、無月謝の義務教育として確立させた。著書に『正義』『青春』『剛毅』『生きるすべを学ぶために』など。
山本 知子(翻訳):山本知子(やまもと・ともこ)
1958年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了。フィクション・ノンフィクションとも幅広く手がける仏語翻訳家。訳書に、ベルナール・ヴェルベール著『星々の蝶』、ダヴィド・S・シュレベール著『がんに効く生活』(ともにNHK出版)、ピエール・アスキ著『中国の血』(文藝春秋)、エレナ・ジョリー著『カラシニコフ自伝』(朝日新聞出版)、ソフィー・オドゥワン=マミコニアン著「タラ・ダンカン」シリーズ(メディアファクトリー)などがある。
内容
100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは?今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。
100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。
心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは?
今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。
フランス・シンプル思考の源流。
○簡素の精神
簡素の本質とは、質素な服、住まい、ほどほどの暮らし、貧乏を指すのではない。
簡素な生活とはシンプルな暮らしではなく、あるがままの自分でいること。
人間の理想は、生活を生活そのものより偉大な宝物に変えること。
○簡素な言葉
新聞をうのみにするな。記者は相食む蛇であり、仲間内で競争をしている。
事実ではなく利益になることを言う人の、単純化された話を信じてはいけない。
美しい言葉は着飾った奉公人のようなもので、奉公人本来の役目を果たさない。
○簡素な義務
偉業に挑んで失敗した時ではなく、単純な義務を怠けたとき、人は魂を失う。
破産して「何一つ失うものはない」というときは、手元に残った破片を拾うこと。
窓ガラスが割れた時、犯人が見つかるまで割れたままにしておくのは愚かなこと。
○簡素な楽しみ
戦場で一瞬、歌を口ずさむ兵士がいるように、困難のさなかにも喜びは見つかる。
喜劇を見て評論する知識人より、大笑いする庶民のほうが、楽しむことの達人。
悲しむ人に合わせて悲しい顔を作るより、その人が一粒の楽しみを見つける手伝いをせよ。
・・・このほか、思想、欲求、ビジネス、人間関係、家庭、センスについて、いかに簡素であるべきかを提示。
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本書は著者が結婚式でしたスピーチがもととなっている。話に感動した列席者が出版社に勤めており、書籍化を提案。半年後にフランスで刊行された。
ルーズベルト大統領が「私たちが心に銘記すべきことをこれほど多く含んでいる書物は、私の知る限り他にはない」と絶賛したことでアメリカで100万部を超え、ヨーロッパでもさらに広く読まれた。