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ブロックチェーン革命~分散自律型社会の出現~
野口 悠紀雄
著
発行年月 |
2017年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
355p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/金融 |
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ISBN |
9784532357191 |
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商品コード |
1023793147 |
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NDC分類 |
338 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2017年02月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/03/05、日本経済新聞 2018/02/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023793147 |
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著者紹介
野口 悠紀雄(著者):1940年東京生まれ。イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
内容
★「ブロックチェーン」とは、インターネット上の公開された台帳で取引の記録を行う仕組みです。誰もが参加でき、分散的な仕組みで運用され、管理者が存在しない、運営コストが低い、外部からの攻撃に強い、改ざんできない、取引の相手方を信頼する必要がないなど、インターネットにはない特色があります。★ビットコインを支えるテクノロジーでもありますが、利用分野は金融にとどまりません。特に、「分散」「自律」型の仕組みであることが大きなインパクトをもたらします。要するに、これまでの中央集権的な管理の仕組みや組織が不要になってしまうからです。この衝撃は、既存のフィンテックのもたらす影響をはるかに超えるレベルのものです。★ブロックチェーンにより、従来考えられなかった夢のようなことが実現できます。劇的な低コストでインターネットによる経済的な価値を伝えることができるだけでなく、取引には偽りがないことや事実であることを証明でき、また、あらゆる契約を、人を介さずに電子的に行うことができるようになります。★結果、金融・証券・保険など金融サービスの姿が一変するだけでなく、土地登記、婚姻届などのさまざまな記録や知的財産など所有権にかかわるビジネス、仕組み、さまざまな契約へ応用されます。実際に、世界中で活用や実験が進められています。★さらに、人を介さずに自動的に経営が行われる試みも始まっています。「経営者のいない会社」です。会社全体でなくても、その一部の機能が自動化されていくでしょう。しかも、この変化のスピードはきわめて速いのです。★本書を読めば、これからの社会を急速に変えていくテクノロジーについて、誰もが理解を深めることができます。1冊まるごと、ブロックチェーンを解説した、あらゆる分野の高感度なビジネスパースン必読の本です。