丸善のおすすめ度
モラル・ハラスメント~職場におけるみえない暴力~(文庫クセジュ 1010)
マリー=フランス・イルゴイエンヌ
著
大和田 敢太
翻訳
発行年月 |
2017年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
175p,7p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経営学/人事管理 |
---|
|
|
ISBN |
9784560510100 |
---|
|
商品コード |
1023846152 |
---|
NDC分類 |
336.49 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年03月4週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2017/04/02 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023846152 |
---|
著者紹介
マリー=フランス・イルゴイエンヌ(著者):精神科医、精神分析医、精神療法士。ハラスメント研究の第一人者。著書に「モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする」「フランス人の新しい孤独」「殴られる女たち」など。
内容
モラハラ概念提唱者による有効な定義と予防策 職場でのいじめ問題は、当事者間の問題として位置づけられ、社会的な規制が等閑視されている。コミュニケーションやメンタルヘルスの問題として扱うことが、労働条件の問題や労使関係の問題に位置づける視点を曖昧にし、職場のいじめ行為自体が労働者の人格権や自由への侵害であることを見逃してしまう。その背景には、この問題が正しい処方を欠き、有効な規制制度と救済制度を社会的に確立しないまま、個人の心がけや個人的責務の問題にすり替わっているからである。 本書では、職場のいじめをモラル・ハラスメントとして位置づけ、実効的な規制制度と救済制度の確立を提唱する。諸外国での取り組みを紹介しつつ、職場のいじめ問題について解説。日本の現状についても言及している。