【MeL】戦後民主主義をどう生きるか
三谷 太一郎 著
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内容
目次
I 政治社会を生きる 1 政治社会の変化と集団的自衛権の問題 2 南原繁と国際政治――学問的立場と現実的立場 3 岡義武とドイツ・デモクラシーへの問題関心 4 福沢諭吉と丸山眞男――日本近代の先導者と批判者 5 幕末日本における公共観念の転換――議会制の観念の形成過程 6 政党政治はなぜ,いかに生まれたか――英米および日本について II 知的共同体を生きる 1 二人の精神的リーダー――新渡戸・南原賞受賞挨拶 2 南原繁百十五歳――第1回南原繁シンポジウム献杯の辞 3 南原東大総長の米国訪問と二人の外国人日本史家――第5回南原繁シンポジウム献杯の辞 4 亡き師の導き――岡義武先生の演習参加者との交遊 5 丸山眞男先生についての断片的な回想 6 政治哲学史研究と理念――福田歓一先生追悼 付 象徴天皇制の安定条件――「福田先生を語る会」献杯の辞 7 アメリカ政治史の全体的考察――斎藤眞先生の信仰と一体化した学問 8 国際歴史共同研究におけるリーダーシップ――細谷千博先生追悼 9 デモクラシーの安定条件を求めて――篠原一先生の歴史政治学の課題 10 想像力を媒介とする政治的リアリズム――坂本義和先生追悼 11 政治理論と政治史の二位一体――升味準之輔先生を悼む 12 戦闘者のユーモア――三ヶ月章先生追悼 13 民主性と貴族性――田中英夫先生追想 14 理論志向の学際的な民法研究――平井宜雄さん追悼 付 「判断力」とは何か――平井宜雄さん三回忌挨拶 15 60年来の懸案――『吉野作造選集』の刊行と安江良介さん 16 媒介者としての編集者――粕谷一希さんを偲ぶ 17 真っすぐに生きた人――阪谷芳直さん追悼 18 司法制度改革における道徳的リーダーシップ――中坊公平さんを偲ぶ III 戦争と戦後を生きる 1 『三四郎』の時代と大学――西片町と日露戦争下の東大 2 吉野作造と吉野信次――井上ひさし作「兄おとうと」によせて 3 歴史としての戦争と記憶としての戦争 4 戦後70年の8月を迎えて 5 私の「戦後民主主義」 あとがき 初出一覧 THE PAST AND PRESENT OF POST-WAR DEMOCRACY IN JAPAN : Reflections on the Political and Intellectual Community Taichiro MITANI
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