内容
呼吸器疾患の診療に画像診断が大きな武器になることはいうまでもない。ただ、画像所見はあくまでも影絵であり、確定診断のためには追加検査が必要であるし、様々な鑑別疾患が存在する。そこで本特集では呼吸器画像診断のエキスパートが読影の際に、どのような視点で、どのように鑑別診断を行うのかを解説。臨床医が日常診療で遭遇するありふれた疾患を項目としてあげ、近縁疾患との鑑別のポイントも明確にするような内容とした。希少疾患についても最低限の知識が記載されており、まさに“これから専門医を目指す若手呼吸器科医に役に立つ”というべき画像診断の特集である。