<ヤミ市>文化論
著者紹介
内容
目次
1 シンポジウム(戦後池袋の検証-ヤミ市から自由文化都市へ) 2 都市とメディア(都市としての闇市 民衆駅の誕生-国鉄駅舎の戦災復興と駅ビル開発 読売新聞による「新宿浄化」キャンペーン-ヤミ市解体へのエール) 3 ヤミ市の表象(敗戦後日本のヘテロトピア-映画の中のヤミ市をめぐって 小説テキストにおける闇市・闇屋の表象 石川淳「焼跡のイエス」から手塚治、梶原一騎、王金太「ReMember」-戦後マンガにおける闇市の表象分析) 4 風俗と表現(占領期東京の小劇場・軽演劇・ストリップ-秦豊吉と東郷青児の邂逅 占領期のカストリ雑誌における原爆の表象 昭和二〇年代の探偵小説-『宝石』の作家たちと新宿 映画『君の名は』(一九五三〜一九五四)論-戦後的メロドラマの通俗性と感傷性)
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