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怪異を語る~伝承と創作のあいだで~

喜多崎親, 京極夏彦, 常光徹, 東雅夫, 太田晋  著

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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2017年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 155p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784883034222
商品コード 1024293234
NDC分類 388.04
基本件名 怪異
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年04月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024293234

著者紹介

喜多崎親(著者):成城大学文芸学部教授・美術史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院言語社会研究科教授などを経て、現在成城大学文芸学部教授。博士(文学)。専門は一九世紀フランス美術史。著書に『聖性の転位―一九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、二〇一一年)、編著書に『近代の都市と芸術2 パリI―一九世紀の首都』(竹林舎、二〇一四年)、『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著 、岩波書店、二〇〇五年)など。
京極夏彦(著者):小説家・意匠家。北海道生まれ。北海道生まれ。全日本妖怪推進委員会肝煎。『水木しげる漫画大全集』(講談社)監修。一九九四年 『姑獲鳥の夏』でデビュー。一九九六年 『魍魎の匣』で第四九回日本推理作家協会賞長編部門受賞。一九九七年 『嗤う伊右衛門』で第二五回泉鏡花賞受賞。二〇〇三年『覘き小平次』で第一六回山本周五郎賞を受賞。二〇〇四年 『後巷説百物語』で第一三〇回直木賞受賞。二〇一一年 『西巷説百物語』で第二四回柴田錬三郎賞受賞。
常光徹(著者):専攻は民俗学。文筆家。國學院大学を卒業後、都内の中学校教員をへて国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。現在は名誉教授。博士(民俗学)。著書に『学校の怪談―口承文芸の展開と諸相』(ミネルヴァ書房、一九九三年)、『妖怪の通り道―俗信の想像力』(吉川弘文館、二〇一三年)、『しぐさの民俗学』(角川ソフィア文庫、二〇一六年)、『折々の民俗学』(河出書房新社、二〇一六年)ほか。児童書に『学校の怪談』シリーズ(講談社)など。
東雅夫(著者):アンソロジスト、文芸評論家。早稲田大学日本文学科卒。『幻想文学』編集長を経て、現在は怪談専門誌『幽』編集顧問。ふるさと怪談トークライブ代表。著書『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、二〇一〇年)で日本推理作家協会賞(評論その他部門)を受賞。著書に『文学の極意は怪談である』(筑摩書房、二〇一二年)、編纂書に『たそがれの人間 佐藤春夫怪異小品集』(平凡社ライブラリー、二〇一五年)、監修書に『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店、二〇一一年)ほか多数。
太田晋(著者):成城大学法学部教授・英文学。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。専門はモダニズム以降の小説を中心とした英語文学。訳書にリチャード・クライン『煙草は崇高である』(共訳、太田出版、一九九七年)、ハイメ・マンリケ『優男たち アレナス、ロルカ、プイグ、そして私』(青土社、二〇〇六年)、ロバート・イーグルストン『ホロコーストとポストモダン 歴史・文学・哲学はどう応答したか』(共訳、みすず書房、二〇一三年)など。

内容

民間伝承、文学、芸能、美術――あやかしを「語る」手法の発明、継承、変容。

「今までの怪談に対する書き手、読み手の意識というものは、インターネットによって明らかに別の段階に踏み込んでいるなと確かに感じています。」 ――東雅夫
「「世間話」は(……)まことしやかに話されるため、聞き手にとって他人事ではないある種の共感を伴った怖さを呼び起こす、そういうリアリティーがあります。」 ――常光徹
〈成城学園創立一〇〇周年、成城大学文芸学部創設六〇周年記念シンポジウム報告書〉

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