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中世王朝物語全集<4> いはでしのぶ

市古 貞次, 永井 和子  他
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価格 \8,250(税込)         

発行年月 2017年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 459p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784305400840
商品コード 1024569021
NDC分類 913.41
基本件名 物語文学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年06月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024569021

内容

容姿・才能を並び称される大将と中将は、高貴な一品宮に共に思いを寄せている。大将(関白)は一品宮を妻としたが、中将は密かな「いはでしのぶ」恋心に悩み続け、のちに、一品宮の、姫宮を妻とする。大将は運命のいたずらで一品宮と引き離され没する。 次世代へと物語は移り、関白の子、厭世的な性格の大将は様々な運命に翻弄され、やがて出家を志し、吉野山に赴く。 本文全文が残るのは巻一巻二のみであるが、ほかに詠歌の場面を中心とした抜書本八巻が伝わることにより、その概要が知られる。 多数の登場人物と、長期にわたる錯綜した筋書きと、詩情溢れる文体を持つ大作。 『いはでしのぶ』は、八巻から成る物語と推定される。しかし全体としての一貫した底本は存在せず、複雑な様相を持つ現況を勘案し、各本を取り合わせて底本を定めた。 ・巻一は京都大学文学部蔵甲本を底本とし、京都大学文学部蔵乙本と、抜書本である三条西家本をもって校訂した。 ・巻二は宮内庁書陵部蔵本を底本とし、京大甲本と三条西家本をもって校訂した。 ・巻三から巻八までは三条西家本を底本としたが、巻四については冷泉家時雨亭文庫蔵本も用いた。冷泉本は、巻四の前半の断簡と、後半のひと続きの部分からなる。 中世王朝物語全集、第16回配本。 源氏物語以後、院政期から鎌倉時代にかけて生み出され、今に伝わる王朝物語全集。 原文・現代語訳2段組構成。 【編集委員】市古貞次・稲賀敬二・今井源衛・大槻修・鈴木一雄・樋口芳麻呂・三角洋一

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