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高分子ゲル(高分子基礎科学One Point 6)
宮田 隆志
著
高分子学会
編
発行年月 |
2017年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,173p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/化学工学/高分子化学工学 |
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ISBN |
9784320044401 |
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商品コード |
1024614173 |
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NDC分類 |
578 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2017年07月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024614173 |
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著者紹介
宮田 隆志(著者):神戸大学大学院工学研究科修士課程修了。関西大学化学生命工学部化学・物質工学科教授。博士(工学)。
内容
高分子ゲルの基礎は,高分子科学の合成から物性,構造,機能に関わり,物理化学や有機化学,最近では無機化学も含めた基礎科学の基盤の上に成り立っている。そのため,高分子ゲルの基礎を学ぶためには,幅広い基礎科学の知識が必要となってくる。逆に言えば,高分子ゲルの基礎を通して,高分子科学の基礎全般を広く学ぶことができる。 本書では,ゲルの膨潤理論は高分子の状態方程式であるFlory Huggins理論を紹介し,ゲルの拡散ではFickの法則やスケーリング則などに基づいてまとめられており,一方,ゲルの合成では,高分子合成の基礎から最近注目されているクリック反応や自己集合まで,詳しく述べられている。 また,最新のトピックスも多く紹介され,多くの参考文献が挙げられている。特にゲルの物性や機能に関しては,ターニングポイントとなった研究や,ゲルの物性や機能を語る上で外すことができない重要な研究についても触れる。