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聖地巡礼Continued~対馬へ日本の源流を求めて!~
内田樹,
釈徹宗
著
発行年月 |
2017年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
359p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/地理学/地誌・紀行 |
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ISBN |
9784487808427 |
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商品コード |
1024762473 |
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NDC分類 |
291.93 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024762473 |
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著者紹介
内田樹(著者):1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)、『街場の文体論』(ミシマ社)、『竹と樹のマンガ文化論』(竹宮惠子との共著、小学館新書)、『困難な結婚』(アルテスパブリッシング)、『転換期を生きるきみたちへ』(岡田憲治他9名との共著、晶文社)などがある。
釈徹宗(著者):1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞。主な著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)、『ゼロからの宗教の授業』(東京書籍)、『宗教は人を救えるのか』(角川SSCC新書)、『日本霊性論』(内田樹との共著、NHK出版新書)、『死では終わらない物語について書こうと思う』(文芸春秋)などがある。
内容
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見すべく日本各地の「聖地」を旅する聖地巡礼シリーズ第4弾。最新の第4弾は、日本人にすら忘れかけられている長崎県「対馬」。
福岡空港から空路で30分(100キロ)のところに対馬は位置する。人口3万2千人。
この対馬こそ、日本の原点であり、日本人の源流の地といえる。
日本書紀の「国生み」によれば伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、大八島の国を次のように形成していった。
淡路島→四国→隠岐島→九州→壱岐→「対馬」→佐渡島→秋津島(本州)。
対馬は、その地理的な位置から、朝鮮との国境の島としての運命を担う。魏志倭人伝の最初に出てくる日本の地名が対馬である。今でも晴れた日には、対馬から釜山が見える。対馬と福岡は100キロだが、対馬と朝鮮半島は50キロ未満の近さである。対馬を訪れれば、韓国人のあまりの多さに驚愕するが、この近さを思えば、もっともことである。看板や値段は、日本語とハングル語がほとんど併記されている。ちなみに、携帯電話も場所によっては海外モードになってしまう。
歴史上、いくつかの重要な戦場にもなった。白村江の戦い、元寇、日露戦争(当時は、バトル・オ・ツシマと呼ばれた)。にもかかわらず、朝鮮との友好な関係を築きあげてきた、外交能力。日本人の海民性を物語る。
応神天皇、神功皇后をはじめ、数々の神話・伝説を生み出した古代の信仰。
さまざまな形式の神社やご神木、ご神体が示す、日本人の信仰心の原点。
神仏習合の上をいく、神仏キの習合。
内田樹、釈徹宗の両著者は、まさに、日本人の霊性、心性の原点が、対馬から発せられていることを実感をこめてつづっていく。
【目次】