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ブラック・フラッグス~「イスラム国」台頭の軌跡~<上>
ジョビー・ウォリック
著
伊藤 真
翻訳
発行年月 |
2017年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
255p,5p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784560095614 |
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商品コード |
1024850181 |
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NDC分類 |
316.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月1週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2017/09/10、日本経済新聞 2017/09/23、読売新聞 2017/10/01 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024850181 |
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著者紹介
ジョビー・ウォリック(著者):1960年米国生まれ。テンプル大学卒業。ジャーナリスト。『ワシントン・ポスト』で中東問題を中心に活躍。「ブラック・フラッグス」でピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞。
内容
ピュリツァー賞受賞作! 2013年、ISILの指導者バグダディがカリフを自称し、イスラム国(IS)の「国家」樹立を宣言。このISの前身である「イラクのアルカイダ」は2004年、ヨルダン生まれの悪名高いイスラーム主義者ザルカウィによって設立された。 本書は、ザルカウィとその後継者を中心に、ISが生まれた背景から現在に至るまでを詳細に描いたノンフィクションである。街のチンピラがアルカイダとつながって国際的なテロ組織を主導するようになった背景には何があったのか。イラクのフセイン政権打倒に走った米国失策の誘因とは――。200人を超える関係者らの生々しい証言と精緻な裏づけにより構成され、丁寧な人物描写と複雑にからみ合った相関関係から、組織の構造や事件・事象の全体像を鮮やかに浮かび上がらせる。 中東取材20年のジャーナリストが独自の人脈を駆使し、スパイ小説さながらの手に汗握る筆致でISの変遷と拡大の背景を描き切った、調査報道の白眉。