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男子劣化社会~ネットに繫がりっぱなしで繫がれない~
フィリップ・ジンバルドー,
ニキータ・クーロン
著
高月園子
翻訳
発行年月 |
2017年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
342p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784794969682 |
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商品コード |
1025050943 |
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NDC分類 |
367.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年08月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/08/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025050943 |
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著者紹介
フィリップ・ジンバルドー(著者):スタンフォード大学心理学名誉教授。エール大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学でも教鞭をとる。米国心理学会会長、スタンフォード対テロリズム総合政策教育研究センター所長を歴任。『ルシファー・エフェクト』(2015年、海と月社、ウィリアム・ジェイムズ・ブック賞)、『迷いの晴れる時間術』(2009年、ポプラ社)などがある。
ニキータ・クーロン(著者):ファインアートと心理学をコロラド大学で学んだあと、ジンバルドーのもとでアシスタントとして働き、ジンバルドーとともに様々なプロジェクトに参加している。同じくジンバルドーとの共著”The Demise of Guys”では多くのインタビューを手掛けている。
高月園子(翻訳):翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部史学科卒業。在英25年。翻訳書にはレベッカ・ソルニット『災害ユートピア』、イゼルディン・アブエライシュ『それでも、私は憎まない』(ともに亜紀書房)、リン・シェール『なぜ人間は泳ぐのか?』(太田出版)、マリー・ムツキ・モケット『死者が立ち止まる場所』(晶文社)など多数がある。エッセイには『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などがある。
内容
ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。学業では女子に敵わず、女性との付き合いや性関係でしくじり、正規の職に就くことができない。世界的な不況や、社会構造の変化、そしてネットの普及が、彼らをより窮地に追い込み、ゲームやネットポルノの中に縛り付けている。
本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証。さらその原因が解明していく。社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。
先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか?