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フォルクスワーゲンの闇~世界制覇の野望が招いた自動車帝国の陥穽~
ジャック・ユーイング
著
長谷川 圭,
吉野 弘人
翻訳
発行年月 |
2017年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
445p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/機械工学/車両・自動車工学 |
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ISBN |
9784822255299 |
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商品コード |
1025120495 |
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NDC分類 |
537.067 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/09/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025120495 |
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著者紹介
ジャック・ユーイング(著者):ニューヨーク・タイムズ記者。ビジネスウィーク誌の特派員。
内容
ニューヨーク・タイムズ敏腕記者が暴く、フォルクスワーゲン事件の全真相と不正が巣喰う企業風土の怖さ2015年に発覚したフォルクスワーゲンの「クリーン・ディーゼル不正」は、世界に衝撃を与えた。長きにわたって品質と信頼を築いてきた世界最大の自動車メーカーは、一瞬にして、「強欲とだまし」の象徴に変わった。消費者は怒り、投資家はパニックに陥り、非難の集中砲火を浴びたフォルクスワーゲンは経営危機に直面している。数々の裁判や捜査により、2017年初めまでにフォルクスワーゲンは200億ドル(2兆2000億円)を、政府機関やクルマの所有者に支払い、追加の罰金や訴訟には、まだ終わりが見えていない。ニューヨーク・タイムズ敏腕記者、ジャック・ユーイングは、本書でフォルクスワーゲンの闇に鋭く切り込んでいく。ナチス時代の「国民車」構想から、ドイツで最も評判が高く重要な世界ブランドに成長。世界制覇を目標に掲げ、避けては通れない米国市場攻略のため「環境」を全面に押し出した。そこに大きな落とし穴が待ち受けていた。著者は、フォルクスワーゲンを発展させた天才技術者であり、名経営者であり、不正の温床を形作った張本人のフェルナンド・ピエヒとマーティン・ヴィンターコルンを細部にわたって描く。彼らの「世界制覇の野望」によって打ち出された達成不可能な目標のプレッシャーが、社員を恐怖に陥れ、違法な手段に手を染めさせていった。日本でも、有名大企業が不正会計に手を染めたり、残業を強いて自殺者を出したりと、企業ガバナンスや社風が大きく問われるようになってきた。本書は、他山の石として、自動車業界だけでなく、日本のさまざまな企業の経営者、経営幹部、技術者に教訓を与える。