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【MeL】情報倫理 ―技術・プライバシー・著作権―

大谷 卓史  著

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発行年月 2017年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 電子
ページ数/巻数 7p,476p,55p
ジャンル 和書
商品コード 1025376218
NDC分類 007.3
基本件名 情報倫理
本の性格 学術書
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025376218

内容

情報倫理学とは、情報通信社会における倫理的諸問題に対処するための研究である。セキュリティ、プライバシー、知的財産権、表現の自由などをめぐる、きわめて現代的な重要問題を分析し解く手がかりを与える。本書はその情報倫理学のスペシャリストである著者の力作だ。人文社会科学・哲学系と理工学系の両者に通じた著者の強みが活かされた好著。     *「情報倫理学は、情報社会を理解し、そこでよりよく生きるために役立つ学問であるべきと考える。筆者のバックグラウンドは、哲学・倫理学および科学技術史ということになろうが、本書において見るように、情報社会を理解しようとするにあたっては、相当に雑多な分野横断的な現在使える知識はすべて使い、体系化を行うというよりも、よりジャーナリスティックに、問題に即して考察を進めるという姿勢であたってきた。……この執筆を行ってきた間にも、新しい技術が次々と登場し、さまざまな事件が起こったうえ、技術の発展や普及が急速に進むとともに、社会や経済、生活、人間の交際などにもいろいろな変化が起きることから、なかなか体系的記述は難しいということもあった。そのため、問題に対する確かな結論を示すよりも、むしろ、情報社会におけるさまざまな事件や問題・話題を取り上げて、情報社会におけるさまざまな問題の所在を明らかにしたうえで、それらの問題が、私たちが価値あるものとみなすさまざまな事柄や生活、生き方などにどう関係するかを示すこととした。情報社会を分析するさまざまな視座・分野は存在するが、必ずしも方法論が完成しているわけではない。それゆえ、使えそうなものであれば、雑多な分野の知識や知見に頼ることとなった。少なくとも本書を通じて多面的な情報社会の姿を浮き上がらせることができたならば、目的の一部は達せられたものと思われる」(「あとがき」より)

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