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ボーリンゲン~過去を集める冒険~(高山宏セレクション<異貌の人文学>)
ウィリアム・マガイアー
著
高山 宏
翻訳
発行年月 |
2017年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
346p,53p,24p 図版32p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784560083109 |
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商品コード |
1025641643 |
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NDC分類 |
061 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月5週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2017/12/10、読売新聞 2018/01/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025641643 |
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著者紹介
ウィリアム・マガイアー(著者):1917〜2009年。フロリダ生まれ。フロリダ大学卒業後、『ニューヨーカー』等で働く。ボーリンゲン叢書の編集者として、数々の名著を送り出した。
内容
20世紀を変えた文化事業の歴史 スイスのボーリンゲン村を隠棲の地としたC・G・ユングは、心理学・神話学・宗教学・図像学など様々な分野の世界的知性を集めた〈エラノス会議〉(1933年開始)で中心的役割を果たした。そのユングに傾倒したアメリカの資産家ポールとメアリー・メロン夫妻は、1942年にボーリンゲン基金を設立、学術研究の支援と出版事業を開始する。〈ボーリンゲン叢書〉はユング著作集、エラノス講義の書籍化をはじめ、ヴィルヘルム訳『易経』、キャンベル『千の顔を持つ英雄』、ノイマン『グレート・マザー』、鈴木大拙『禅と日本文化』、ゴンブリッチ『芸術とイリュージョン』、ヴァレリーやコールリッジの著作集など、数々の名著を送り出し、ボーリンゲン奨学金は広く研究者や文学者の活動を支えた。そのなかにはヨーロッパの戦乱や圧政から逃れてきた多くの亡命者も含まれる。また、エジプトやサモトラケ島遺跡などの考古学発掘調査にも資金援助を行なった。ユング、ケレーニイ、エリアーデ、ブロッホ、リード、ショーレム、ナボコフら、ボーリンゲン・プロジェクトに集う綺羅星の如き人々と、企画の実現に尽力した出版人たち。20世紀を変えた〈知〉が生成される現場を豊富なエピソードで活写した人的交流の文化史。