内容
看護研究は,臨床・教育・管理の場において,課題や問題に対応できる新たな知見や技術を見出すために行われる系統的な探究です。特に,臨床領域において行われる研究は,看護の質の向上に直接的に寄与するものです。
意義のある看護研究を効率よく行うためには,研究課題の絞り込みから概念枠組みの構築,研究デザインに沿ったデータの収集・分析方法などについて正しい知識を身につける必要があります。
本書は,質的研究・量的研究について,実際の研究例と図表等を用いながらわかりやすく解説します。看護研究に取り組む初学者から臨床で研究を行う看護職まで,幅広くご活用いただけます。