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誰でもない(韓国文学のオクリモノ)

ファン・ジョンウン  著

斎藤真理子  翻訳
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2018年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 253p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/中国文学
ISBN 9784794969873
商品コード 1026734635
NDC分類 929.13
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年02月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2018/04/14、産経新聞 2018/06/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026734635

著者紹介

ファン・ジョンウン(著者):ファン・ジョンウン(黄貞殷)
1976年、ソウル生まれ。2005年、短編「マザー」でデビュー。08年、最初の短編集『七時三十二分 象列車』を発表すると、現実と幻想をつなぐ個性的な表現方法が多くの人の心を捉え、一世を風靡する。10年、最初の長編小説『百の影』で韓国日報文学賞、12年、『パ氏の入門』で申東曄文学賞、14年、短編「誰が」で李孝石文学賞、15年、『続けてみます』で大山文学賞、17年、中編「笑う男」で金裕貞文学賞など、数々の文学賞を受賞。作品を発表するごとに注目を集め、「現在、最も期待される作家」と評判をよんでいる。
斎藤真理子(翻訳):斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳家。訳書にパク・ミンギュの『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ  最後のファンクラブ』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)などがある。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。

内容

それが必要だった。
すべてのものが消えてゆくこのときに。
暗闇を水平線で分ける
明かりのようなものが――

デビュー以来、作品を発表するごとに注目を集め、
「現在、最も期待される作家」として挙げられることが多い
ファン・ジョンウンが、2016年末に発表した最新の短編集。
恋人をなくした老婦人や
非正規労働で未来に希望を見出だせない若者など、
“今”をかろうじて生きる人々の切なく、
まがまがしいまでの日常を、
圧倒的な筆致で描いた8つの物語。

★いま最も期待される韓国文学の〈新しい顔〉ファン・ジョンウン、待望の初邦訳!

★「人間をつまらないものと見なす社会全体の雰囲気を目撃することは、どうにも、わびしい」――ファン・ジョンウン

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