内容
日本最初の世界文化遺産である法隆寺1400年におよぶ歴史を通観する、初の寺史全3巻のうちの上巻(古代・中世)。◆特色◆◎法要、組織、美術、建築、経済などを総合することで、それらを支えた各時代の信仰の姿を浮き彫りにし、日本仏教の始源から現代までをたどることができる◎所蔵の数万点におよぶ膨大な文書・記録を整理し、一般に知られた古代の姿のみならず、中世から戦後にいたる法隆寺の姿をも新史実を盛り込んで明らかにする◎固有名詞・難字などにはふりがなを付し、引用史料は原則として読み下しとするなど、法隆寺の歴史を広く社会的な共有財産とすることをめざした◎適宜挿入図版を収め、各巻に索引を付す◎巻頭にカラー口絵16頁を収録予定◎中巻(近世)、下巻(近代)の刊行時期は未定